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リハビリテーション

健康な生活に向けた
回復をサポートします。

患者様が、健康的な生活を送れるように、一人ひとりに合わせたプログラムを提供します。調理実習やスポーツ、音楽活動、作品作りなど行い、病気回復や社会復帰を目指します。患者様本人の意思を大切に「患者様にとって重要で意味のある活動」を選択して取り組みます。

【作業療法とは…】

精神障害を抱える人々の中には病気を抱えて生きる事に対して悲観的になり、病気がある事を理由に様々な事を諦めてしまう患者様もおられます。このような状況であっても、患者様自身が望む生活や将来を再び取り戻そうとする事は大切です。

作業療法とは、患者様本人を取り巻く環境や考え方、生きてきた人生を評価した上で、どのような介入が必要であるかを考えながら行う治療の1つです。

そのために患者様の様々な思いや言葉にある背景は何なのか、本当に望む生活は何なのかを患者様と共に考えていき、その生活の実現に向けて必要な作業療法(リハビリテーション)を実施しています。
・以下に当院で行っている作業療法(リハビリテーション)の紹介をします。

認知機能リハビリ

認知機能とは、言葉を記憶したり、物事に注意を向けたりそれに基づいて行動を組み立てたりといった様々な機能のことで、日常生活を送る上での基礎的な力のことを言います。精神科の病気によって生じる「生活のしづらさ」はこれらの認知機能の低下が大きく影響していることが知られています。当院では、認知機能の維持・向上を目指し、患者様の能力に合わせて時には楽しみながら取り組むことができる様、レクリエーションの要素も取り入れて行っています。

SST

SST(Social Skills Training)とは「社会生活技能訓練」と訳され、認知行動療法に基づいたリハビリテーション技法の1つです。社会生活を円滑に送るうえで重要な対人技能に焦点を置き、参加メンバーと共に意見を出し合いながら必要な技能を習得していきます。当院では、患者様の目標を達成するために必要な技能をステップに沿って提示し取り組んでいく「ステップ・バイ・ステップ」といった技法を用いて、習得した技能を実際の生活の中で活かしていくことを目指しています。また、出来ている所をメンバー同士で伝え合うことで自信の回復にも繋がっています。

健康教室

健康を身近に感じてもらえるようにグループで健康に関するテーマで話し合いを行います。他の患者様と同じ考えを共有したり、異なる意見に触れたりする中で新たな発見をしたり、自分の意見に賛同してもらうことで自信の回復にも繋がっています。

調理実習

メニューの考案から話し合いを重ね、調理実施時にも患者様の得意なことを活かせるよう役割を分担して行っています。また試食時にも、味の感想やお互いの良かった点、好きな料理についてなど自然な会話も生まれ、患者様同士のコミュニケーションにも繋がっています。

スポーツ・体操

他の患者様と一緒に楽しみながら身体を動かすリハビリテーションです。病院併設の広場や体育館など気候に応じた場所で、グラウンドゴルフや卓球、ディスコンなどを行なっています。経験の有無や得意不得意に関わらず、たくさんの患者様が取り組んでいます。 身体の機能の維持や向上はもちろんですが、良い睡眠を獲得し、生活リズムを整えることにも繋がっています。

コーラス

歌詞を手に集団で歌唱に取り組んでいます。純粋に音楽を楽しむだけでなく、曲と曲の合間に歌手や曲にちなんだクイズを出すなど工夫することで他者交流や相互理解にも繋がっています。

作品作り

病棟の中にいても季節を感じることが出来るよう季節に応じて色画用紙や絵の具などを使った大きな絵の作成や、折り紙飾り、書道、塗り絵など、様々な作品作りを行っています。また、他者と協力して一つのものを作る過程で自然と生じる患者様同士の会話や、作品を他者に褒められたり、「できた!」という達成感を味わったりすることによる自信の回復にも繋がっています。

【認知症のある方への作業療法】

認知症を持つ患者様にとって入院するということは、住み慣れた環境から突然新しい環境にうつることから警戒心が高まりやすく、不安・混乱をまねきやすい状態になると考えられます。

そのため、まずはご本人が落ち着いて生活できることを目指して、不安などの気持ちに寄り添うところから始めます。また、様々な行動を何らかのメッセージだと捉え、行動の裏に隠されている気持ちや原因を探り、他職種と協同しながら細やかなケアを行うことで『残された力をできる限り発揮しながら、ご本人らしさを大切にした新たな生活の獲得』を目指しています。

【作業療法士として大切にしていること】

☆ご本人の意志を尊重する

私たちにとって患者様は人生の先輩であり、認知症を持っていても一人の人間であることに変わりありません。そのため、ご本人の同意を得た上で活動に取り組んでいただくよう心がけています。

☆出来ない部分のサポートだけでなく、出来ることに注目する

認知症は行えていたことがだんだんと出来なくなっていきます。しかし、出来ない部分ばかりに注目されるとご本人の自尊心は傷ついてしまいます。出来ない部分ではなく、今までの経験を活かし、どうやったら出来るのかと考えて行うことで「まだまだ頑張れる」「人の役に立ててうれしい」などと自尊心を高めることが出来、さらに残存機能の維持も目指せます。また、過去の経験を語っていただくこと(回想法)で当時の生活に戻り、生き生きとした姿を見せて下さることも多いです。

☆あたたかい環境作り

患者様同士ではなかなか会話が始まらないことも多く、職員を介して雑談したり、共通の活動を通じて徐々に周囲の患者様となじみの関係となることを目指します。なじみの関係を構築することで、安心する気持ちが増え、落ち着いて過ごすことが出来るようになります。また、職員として日々笑顔で接することを心掛けることで、「この人とおったら安心するなぁ」「なんかほっとできるなぁ」といった気持ちになっていただけることを目指しています。

☆ご家族とご本人の橋渡し

入院に至るまでの過程でご家族と患者様との気持ちにズレが生じてしまっているケースも多いですが、それでも患者様にとってご家族は特別な存在であり、ご家族との繋がりがとても大切だと思われます。また、ご家族の中にも、入院させてしまったという心苦しさも抱えている方も多くおられるように感じています。入院をきっかけとして、ご家族も患者様もどちらも幸せな生活が送れるようになるためにご家族と患者様の橋渡しとして、ご家族には患者様の日々の過ごし方やエピソードをお伝えすること、患者さまにはご家族から聴取させていただいた情報を活かした関わりを行うことを心がけています。また、把握しづらい病棟内の様子を少しでもお伝えできればとの思いから、3ヵ月に1回ご家族に向けて“ぽかぽか便り”を作成しています。

☆繋がるケアを目指して

当院で落ち着いて過ごせ、その後自宅に戻られること、施設に入所することをゴールにしているのではなく、次の場所でどうご本人らしくすごせるかということが大事だと思われます。そのため、次の場所で活かせるようなケアのコツなどをお伝え出来るよう他機関・他職種との情報共有や連携を心がけています。

【ご本人らしさを大切にした関わり】


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診療科目
精神科・神経科・心療内科
診療時間

午前 9:30~12:00
午後 1:00~4:30

【休診日】
土曜日午後・日曜日・祝日

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