【令和2年10月のつぶやき】
10月といえば、いよいよ秋本番!といった雰囲気になります。
特別暑い日もなければ、寒さを感じることもない、とても過ごしやすい季節です。
行楽をはじめ何をするにも適した季節だったはずではないでしょうか?
いつしか夏が遠い昔のことだったような気さえする季節だったような気がします。
そして、芋ほり、運動会、温泉旅行、栗拾い、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・と色々なことが思い浮かびます。
なのに・・・今年はどれもこれも中止、縮小、延期・・・と何らかの影響を受けて面白くない!!!と思ってストレスをためているのは私だけ?
9月23日の福祉新聞において、今年8月の自殺者数が前年同月より246人多い1849人に上ることが9月10日警察庁発表の速報値で分かり、加藤勝信前厚生労働大臣が11日の閣議で「新型コロナウイルスの影響により自殺リスクが高まることもあり得る」として自殺対策への協力を要請、国民向けにもメッセージを発信されました。今年1月から6月までは前年同期よりも自殺者数が減っていて、7月は2人だったが8月は大きく増加。女性は186人増の650人、男性は60人増の1199人で女性の増え幅が多いと。とりわけ20代、30代の女性において自傷行為を含めて死に至らない自殺関連行動を含めて増加していると。新型コロナウイルスだけが原因ではないでしょうが、芸能界で活躍中の人たちの相次いでの自殺報道。
心を大切に!と日々精神科看護に携わっている一医療・看護職として、病院行事のあれも中止・縮小、これも延期、面会の制限・・・いつまで続くか?防止対策はもちろん最重要だが、一方で、メンタルが破綻しては・・・とつぶやくだけの自分に苛立ちの毎日です。